知識・経験が増えるにつれて
「電気の沼にハマっています」
福山 洋司Yoji Fukuyama
保安企画部 特高・研修担当
特高管理課 特高管理係
2022年入社
Profile
2022年1月入社。電験三種を取得し前職ではプラントの運転員として設備点検をしていたが、自身の保有する資格を最大限に活かせる環境を求め日本テクノへ転職。資格を活かせる場所で仕事がしたい
40代になったことをきっかけに将来のことを考えるようになりました。長く安定して働ける仕事としてたどり着いたのが電気主任技術者。電験三種を取得し、溶融炉のプラントで日常点検を行っていましたが、せっかく取得した資格が活かしきれていないと感じていました。調べるうちに日本テクノの存在を知り、ここなら経験がなくても保安業務従事者になるための環境が整っていると思えました。実務経験を積んだあとは保安部社員として、または個人事業主として日本テクノ協力会・日電協へ入会するなど業務の選択肢が広がることも魅力でした。
特別高圧で受電しているお客さまの電気設備を安全に運用するため、その事業場専任の電気主任技術者として事業場に常駐しています。現在はキュービクルが数十個も設置されているような大規模な工場を、日本テクノ社員数名で担当しており、設備の月次・年次点検を実施しています。基本的に責任者という立場のため、実際の点検業務は地域の保安協会の方に行ってもらう場合もありますし、高圧受変電設備の保安業務経験を積みたいという社員がいた場合は、日本テクノの社員が行う場合もあります。
業務内容
受電電圧が7,000Vを超える設備は特別高圧と呼ばれます。そのうち20,000V以上の大規模工場やコンサートホール、超高層ビルといった施設には電験三種の資格取得者が常駐し、専任で電気設備の保守業務にあたることができます。50,000V以上170,000V未満の規模からは電験二種の免状が必要となります。
- ・月次・年次点検の計画
- ・保安規程の見直し
- ・設備に不具合があった際の改修依頼
- ・安全管理面の改善提案
- ・担当物件によっては月次・年次点検の実施
業務と並行して着実にステップアップできる環境
電験三種の資格保有者として入社し、特高管理課で最初は三種でも常駐可能な22,000Vの特別高圧の保安業務を担当しました。基本的に1人での勤務となるため自身のペースで仕事ができ、残業もなくその分電験二種取得のための勉強に時間を割くことができました。入社から1年ほどで無事に二種を取得。より規模の大きな事業場を担当できるようになり、現在の事業場で3箇所目。さまざまな知識や技術が身につき着実にステップアップしていると実感しています。
この仕事では委託を受けた事業場で社外の方に囲まれて保安業務を行います。最初は他社の人というように見られがちですが、だんだんと距離が縮まり、電気のプロとして頼られていると感じたときにこの仕事をやっていてよかったと思います。また経験の長さに関係なく電気関係については何でも質問される立場です。そのため常に勉強、研鑽の日々。電気にどっぷりな毎日です。
以前からなるべく自分のペースを保ちながら仕事をしたいと思っていました。近い将来の目標は日本テクノで実務経験を積み、保安業務従事者として電気保安と向き合い、地元の長崎に戻って日本テクノ協力会・日電協に所属して電気保安に生涯携わることです。長く安定して働きたいと思い飛び込んだ業界ですが、今はもう電気関係以外の仕事をしている自分が想像できません(笑)。
ある一日の仕事の流れ
(常駐先にあわせて就業時間は8:30~17:30)
8:30
出社
8:50
事業場の担当者とその日の業務内容を共有
9:00
月次点検開始
12:00
点検終了・休憩
13:00
年次点検打ち合わせ
15:00
月次・年次点検報告書作成
17:30
退社
※掲載内容・所属・役職等は2023年10月のインタビュー時点のものです。
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