サステナビリティ

サプライチェーンにおけるマテリアリティ

6安全教育・評価

労働災害ゼロの継続

当社は経済産業省が推進する健康経営優良法人認定制度において、健康経営優良法人2022(大規模法人部門)に認定されました(2020年より3回目の認定)。電気に関する総合サービスを提供する当社グループは電気工事、施工管理、保守メンテナンスなどにおいて、高所作業での負傷や感電などのリスクが生じます。そのため、労働安全衛生に関わる安全作業十ヶ条の方針を掲げるとともに、定期的な安全教育を行い、サプライヤー・ビジネスパートナーとともに業務の安全性を高めるよう取り組んでいます。

安全作業十ヶ条(当社 技術本部)

第一条 健康は 安全作業の 第一歩
体調が優れない時は無理せず休め。指揮者は作業者の異変を感じたらすぐ休ませよ。

第二条 作業前 必ず実施 危険予知
必要工具および安全用具を確認し、危険箇所を把握せよ。

第三条 無言作業は 事故の元
TBM(ツールボックスミーティング)は指差呼称で確認し、実作業では作業者と指揮者の意思疎通を図れ。

第四条 充電部 見えない電気が 命取り
発光・鳴動を確認し無充電確認を怠るな。我が身を守る行為である。

第五条 手順書は 作業の教科書 道しるべ
施工手順書に沿った施工を徹底せよ。作業者は指揮者の指示、監視のもとで作業せよ。

第六条 高所作業 命を守る 墜落制止用器具
高所作業時は墜落制止用器具を準備し、墜落しないよう指揮者による監督・補助のもと作業せよ。

第七条 不安全行動を見逃すな!
問題・疑問を残したままでの作業はせず、質問し、理解・納得の上作業せよ!
指揮者は作業者に『早くやれよ』ではなく、具体的な指示を出せ。

第八条 最終確認を怠るな!
作業後の増し締め、配線、設定に誤りが無いか確認せよ。現場を離れる際は施錠を徹底せよ。

第九条 来た時よりも美しく!
6Sで職場をきれいに気持ちよく。6Sが安全作業に直結していることを認識せよ。
6Sは(整理・整頓・清掃・清潔・思考・作法)

第十条 あなたの帰りを待つ人がいる
本日も安全作業ヨシ!

自社およびサプライヤー・ビジネスパートナーを対象とした定期的な研修・講習・審査を通じ、安全意識の定着・向上を図っています。

自社の取り組み

研修・講習項目 目的 実施頻度
1 職長教育 安全衛生責任者として行うべき労働災害に関する内容 年1回(3月)
2 新任主任電気工事士研修 主任電気工事士の職務、協力工事会社の安全管理 年2回(5月)
3 安全見直し教育 若手社員の安全意識確認・意識付け、WEB学習、リスク管理 年2回以上
4 STEP評価 現場対応力の向上、個人目標での技量向上 年2回
5 新入社員教育 法令要求教育、工事に関する基礎、救命基礎 随時
6 営業部同行研修 営業業務への理解促進 年1回
7 運転添乗チェック 社有車の利用者を対象に、運転技術・マナーの向上 年2回

協力工事会社への取り組み

研修・講習項目 目的 実施頻度
1 協力工事会社同行指導および評価 現場作業の平準化、安全作業の指導、クラス分け評価教育 年2回以上(評価記録を2回以上残す)
2 新規協力工事会社教育 技量確認、安全教育、技術指導 新規登録時
3 工事会社GIFT 施工方法の指導、事故事例などの共有 年1回以上(各拠点判断)

労働災害に対する安全教育

研修・講習項目 目的 実施頻度
1 高所作業(フルハーネス) 適正知識の習得、安全確認方法、安全用具点検方法、実技 年1回(7月)
2 普通救命講習(外部講習) 心肺蘇生、AED、異物除去、止血法 年1回以上
3 技能競技大会 当社商品の設置模擬体験とその施工技術の共有を通して、部内全体の作業品質向上 年1回(9月)
4 酸素欠乏症教育 酸欠危険作業における適正知識の習得 年1回
5 電気取扱特別教育 電気を原因とした労働災害に関わる適正知識の習得 入社時

高所作業訓練

電気工事の安全確保および施工技術の向上を目的として、当社事業所内(ソーラーパワービル)で定期的に研修を実施しています。現在フルハーネス安全帯の教育を進めています。

高所作業訓練

ソーラーパワービル(神奈川県相模原市)

安全確保・施工技術の向上

サプライヤー・ビジネスパートナーの皆さまのCSR推進および電気工事の安全確保および施工技術の向上を図るため、設置研修(協力工事会社GIFT)、設置工事同行を随時実施するなど、実務面の品質向上に取り組んでいます。また、サプライヤー・ビジネスパートナーへは定期的な審査を実施し、相互に良好な取引関係を維持できるよう努めています。

協力工事会社GIFT・協力工事会社現場同行

協力工事会社GIFT・協力工事会社現場同行