電気もガスも同じエネルギー、わけて考えることはできません[Case239]

エネジン株式会社

静岡県浜松市中区

オフィス

中部

従業員101~300名

照明関連

オフィスの省エネ

ガス・水道関連

スマートメーターエリア

四季共通の取り組み

空調管理

設備改善

静岡県浜松市の本社を拠点に、県内約45,000軒の家庭にLPガスを供給するエネジン株式会社。ガス供給事業を基盤としながらも、太陽光発電事業や、燃料電池・蓄電池などのエネルギー関連事業、住宅関連事業など幅広い分野で地域の人々の暮らしに寄り添ったサービスを展開してきた。同社の省エネ活動は運用改善と設備改善の合わせ技。ERIA導入により変化をみせた社内の省エネ意識と、その効果について総務部の安藤章雄氏に伺った。

見える化がもたらした省エネの成功ポイント

ERIAモニターを皆の目に付く場所に設置

導入前から合理化委員会を組織して、営業所ごとに電気代や水道代の低減に取り組んできた。省エネ意識を一層進めるために、ERIAモニターを1階の入口付近の目立つ場所に設置。前日対比画面で日々の数値を確認できるようにして、社内全体に「ムダ遣いをするとERIAの警報が鳴る」ということも周知した。その結果、照明の点灯ルールや空調稼働ルールなどが定まり、省エネ活動が定着した。

  • デマンド管理の必要性を実感
  • 「見える化」による意識変化
  • 設備改善との相乗効果
  • トップランナー認定制度に挑戦

導入効果

導入時期 2011年2月(取材時期 2013年9月)
契約電力 57kW(2012年)⇒ 45kW(2013年)
21.0%DOWN!
使用電力量 180,846kWh(2011年9月~2012年8月)
⇒162,019kWh(2012年9月~2013年8月)
10.4%DOWN!

デマンド管理の必要性を実感

エネジン株式会社がSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)を導入したのは2011年2月。ERIA導入前、同社の施設内にはタクシー用のガスオートスタンドが設置されており、事務所とスタンドを別々のキュービクルで管理していた。総務部の安藤章雄氏は当時を振り返りこう話す。「2006年、合理化のため2基のキュービクルを1基にまとめたのですが、管理が一元化でき保安管理費が抑えられるようになった一方で、契約電力が上がってしまいました」。

デマンド管理の必要性を感じた同社のもとへ、日本テクノからERIAの提案があったのはちょうどそのころだった。電気の「見える化」により使用傾向を把握することができれば、デマンド値低減の方法も見えてくる。そんな思いからERIAの導入を決めた。

「見える化」による意識変化

ERIA導入により社員の省エネ意識に変化が表れた。「導入前から合理化委員会を組織して、営業所ごとに電気代や水道代の低減に取り組んできましたが、その結果は月の請求書でしか確認することができず、社内全体に活動を浸透させることの難しさを感じていました」と安藤氏。同社は1階から3階までの各フロアに部署が分かれている。そこで、ERIAモニターを1階の入口付近の目立つ場所に設置。前日対比画面で日々の数値を確認できるようにして、社内全体に「ムダ遣いをするとERIAの警報が鳴る」ということも周知した。さらに夏場はクールビズを実施して、冷房の設定温度を27℃以上に、同様に冬場の暖房は22℃以下に設定した。また昼休みの消灯場所も決めてスイッチの周辺に注意書きを貼付。それぞれの照明にスイッチ紐を取り付けて、場所ごとの細かな消灯を実施した。

設備改善との相乗効果

省エネ意識の変化とともに、大きな効果を生んだのが設備改善だった。同社では、2012年1月にすべての空調を高効率のガスヒートポンプエアコン(GHP)に入れ替えた。ガス代はかかるものの、1基あたりの電力使用量はこれまでの空調の10分の1程度に抑えられるようになった。さらに外壁には斜熱塗料を塗って室内の温度上昇を抑えた。

2012年7月には国の補助金を利用して社内にある382本の蛍光灯をすべてLEDに入れ替え。導入費用280万円のうち、約半額の140万円は補助金で賄っている。「LED導入当初は色合いに慣れないという意見もありましたが、照度を調べたところ明るさに問題はなく、これまで以上の明るさを維持しています。またプラスチック製の蛍光管を選んだことで、地震などの災害時にもガラスが割れて飛散することがないので安心です」と安藤氏。ERIA導入による行動の変化と、これらの設備改善が奏効し、直近1年間で契約電力21.0%低減、使用量も10.4%の低削減効果が出ている。

ガスヒートポンプの室外機

トップランナー認定制度に挑戦

省エネ活動以外にも同社では、小学校での環境授業や地元の信用金庫が主催する「省エネクラブ」で講師を務めるなど、地域に密着した環境活動に取り組んできた。今年中には浜松市が主催する「トップランナー認定制度」(エネルギー使用量の低減に率先的に取り組む事業者を認定する制度)に挑戦する予定だ。

「エネジン(ENEGENE)」の社名には"人(ジン)とエネルギー(エネ)の未来を創造(GENEsis)する企業でありたい"、という願いが込められている。最後に安藤氏はこう話してくれた。「電気もガスも同じエネルギーとして、わけて考えることはできません。ERIAの導入は社内の省エネ意識の向上だけでなく、社員一人ひとりの電気に関する知識を広め、さらなるガス事業のサービス拡充にもつながっています」。

Comment

安藤章雄氏

企業概要

事業内容 LPガス供給事業、太陽光発電事業、エネルギー関連事業、住宅関連事業
従業員数 215名
所在地 静岡県浜松市中区
URL http://www.enegene.co.jp

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  • 電気になじみのない方でも直感的にわかるよう、ニコちゃんの表情で使用状況をお知らせします。スマートクロックのコントロールパネルとして、電力使用の目標値の設定などさまざまな操作を行えます。

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